2017/12/28

MJイラストレーションブック2018


お知らせです。

私の作品も掲載されている「MJイラストレーションズブック2018」が発売となりました。

以前通っていた、峰岸達先生率いる私塾「MJイラストレーションズ」のメンバー153名のイラストが掲載されています。私のイラストがのっているのは212〜213ページ。

もう本屋さんに並んでいるのかな。
坂内拓さんによる、クールな表紙が目印です。
ぜひ店頭で、お手にとってご覧ください。


そして、このブックの発売と合わせて、来年2月初旬にグループ展が行われます。
詳細は追ってご案内いたしますが、メンバーの作品が一同に集まるということで私自身もとても楽しみ。展示を見に、現地入りする予定です。


2017年も残りわずかですね。
今年お付き合いいただいたみなさま、誠にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

2017/12/09

「DHCオリーブ倶楽部」1月号


『DHCオリーブ倶楽部』1月号(DHC)にて、
“「開運アロマ」で新しい年を晴れやかに” ページのイラストを担当しました。

ローズマリーやゼラニウムなどなじみのあるハーブに加えて、精油の元となっているさまざまな植物が描けて楽しかったです。

冊子の内容は、デジタルカタログからもご覧いただけます。
私の担当したページは34,35ページです。
https://catalog.dhc.co.jp/node/catalog-viewer/olive_201801/

2017/11/30

『FANTASTIC DAYS 2017』展示参加します


すっかりごぶさたしています。
早いもので11月も終わり、明日から12月。
あっという間ですね。
けど、なんだか今年は例年ほど「あっ」という間ではなかった気がします。
いろんな環境の変化があり、日々新鮮な気持ちでいられました。
これからもその気持ちを忘れずにいたいところです。
あれ、今年まだ1ヶ月あるのに総括のようになってしまった。

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さて、来月12月にグループ展に参加するのでお知らせです。

Tambourin Gallery Presents

FANTASTIC DAYS 2017


日時:2017/12/12(火)〜12/22(金)
   11:00〜19:00(12/18・月休廊)
場所:タンバリンギャラリー
   東京都渋谷区神宮前2-3-24
   /東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩8分


4月に個展をしたご縁もあって、参加させていただけることになりました。
総勢97名の描いたタンバリンが、大集結するとのこと!
素晴らしい方々と並んで展示できるのは嬉しい限り。
あいにく私は行けなさそうですが、見応えたっぷりの展示になると思います。
お近くに寄られる際は、ぜひぜひ足をお運びください。

2017/09/26

ペンネームのこと


だんだん秋らしい気候になってきましたね。
鴨川沿いではススキがさらさらと風に揺れています。

さて、突然ですがペンネーム変更のお知らせです。

これからは、平仮名の「はしもと ゆか」として活動してゆくことにいたしました。

運勢を占ってもらったわけでもなし、特に深い意味はないのですが、しいていうならば、やわらかい字体の方が私の絵のテイストと相性が良いと感じたためです。

ようやく開業届けを出すことができてすっきりしました。
いま一度再出発の気持ちで、いっそう活動に励みたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

はしもとゆか

2017/09/15

季刊誌「Oil in Life」特集ページイラスト


イラストレーションを担当したお仕事の紹介です。

日本オイル美容協会が発行する季刊誌のフリーマガジン「Oil in Life」vol.05(9/8発行)の特集ページにイラストを描きました。オイルに見立てた日本地図に、オリーブオイルや椿オイルなど油の原料となる植物を描いています。
今回のお仕事で、お茶からつくられる油があるというのを初めて知りました。香ばしい香りがするのだそう。ほかにもオイルを生活のなかに取り入れたくなるようなヒントがたくさんつまっていて、読み応えのある冊子です。

店舗「オイル・ファーマシー」のほか、全国のイオンやコスメキッチンにて配布されるそうです。見かけたらぜひお手に取ってみてください。

2017/08/24

五山送り火


遅ればせながら、8月16日に行われた五山の送り火を描きました。
5つの山のうち一番最初に点火される、東の大文字山。
いつも日中に見ていた山が燃えているのは不思議な感じでした。
大きな山だと思っていたのに、「送り火」という言葉のせいか、普段よりも遠くにあるような感じがする。

チラチラとゆれうごく大の字。
山の上で点火している人の大変さを思っているうちに、次第に光が消えていった。
力強くて、はかない。
霊たちは無事に帰れたかな、と何もない空を見つめてしまう。

夏の終わりのイベントだというけど、まだまだ、京都は蒸し暑いよ。

2017/08/15

手塚先生


最近マンガを描くことに興味を持っていて、ふと見つけた一冊の本。手塚治虫先生がマンガの手ほどきをしてくれる「マンガの心 ―発想とテクニック―」、絶版になっているようだけど図書館で借りてきた。
マンガを描くにあたって必要な3つのこと、つまり「絵」をつくる、「案」をつくる、「漫画」をつくる、のそれぞれの章に分けて分かりやすく説明してくれる。
ここまで教えてくれて良いの??というほど親切な内容で、この本を、超超超超超多忙だったはずの彼が発表していたことに何より驚いた。ほんとうに神様…。まぁ知識や理論が平等に与えられていたとして、生み出したアイデアをどう料理するかが才能なんだろう。それと、この本の目的が、当時の世間一般の人へマンガの良さを伝えたいということにも関係していると思うけど。

「人を感動させるのは、自分の一番描きたいものをぶつけたとき」
この言葉は、表現するひと全員に当てはまることだと思った。

これを読んで果たしてマンガが描けるか?は、乞うご期待ということで。

ちなみにこの本、巻末に、お母さんや教師へ向けたマンガの描き方(ストーリーはないのでイラストかな)もあったりして本当に優しいので、興味のある方はぜひ手にとってみてください。

2017/08/03

鈴虫の鳴くころ


我が家に鈴虫がやってきました。
まだ羽の生える前の小さな鈴虫たちが、虫カゴいっぱいに。

生き物をそばで飼うのが久しぶりで、とても新鮮です。
ただ動いたり野菜を食べる様子を観察するだけでも飽きない。
ナスやキュウリだけでなく、かつお節も好物なのですね。知らなかった。
タンパク質を与えてあげないと、共食いしてしまうのだそう。

羽がはえて、涼やかな声を聞けるのが今から楽しみです。

リーン リーン リーン

2017/07/29

365日



instagramにて、毎日イラストをアップする試み「#365yuka」プロジェクトをスタートしました。
まだ始めてから3日しか経っていませんが、ご紹介。

ここのブログを週1回更新する!と決めてから約半年。ここまでなんとか続けてこられました。これが少しの自信につながりまして、今度は毎日にチャレンジしてみます。
自分の飽きっぽさが心配ですが、楽しく続けられたら良いな。

そのうちリクエストも受け付けてみようと思います。
「こんな絵描いてほしいな」なんてご希望がありましたら、ぜひ。

instagramのページはこちらから↓

2017/07/21

祇園祭の山鉾巡行


今年の夏を楽しみにしていました。
初めて見る、祇園祭り。
あの独特なお家みたいな形をした車輪付きのお神輿みたいな(※勝手なイメージ)「山鉾」を、一度は目にしたいと思っていたのです。
ただ、メインイベントの宵々山と宵山は週末と重なっていて混雑がすさまじいと予想し、山鉾巡行を見に行ってきました。山鉾が京都市街を練り歩く日。

朝早くに通過点に到着し、朝食を食べながら待つこと数十分、遠くの方からお囃子の音が。

♪コンコンチキチン コンチキチン

だんだん近づいてきた。
実際に動く姿を見るのは…感動!
絶え間なくつづく祇園囃子、かけごえ、ハッピ姿のおじちゃん達の祭り感… わくわくしてくる。
そして、山鉾に飾られた豪華絢爛な装飾。美しいなぁ。ペルシャ絨毯のほかに日本画家、平山郁夫のタペストリーもあったりして、まるで動く博物館みたい。
交差点に差し掛かり、鉾がくるりと回転する様子は見事でした。
23基すべては見届けられなかったけど、満足、満足。

先頭をきって進む「長刀鉾」を描いてみました。

2017/07/14

コテージの裏庭で


旅の振り返りシリーズ第3弾。

アイルランドで3週間ほど滞在したコテージ。
コテージの裏手には広い庭があって、たくさんの野菜や花、ハーブが植えられていた。ラズベリー、リュバーブ、ポピー、ズッキーニ、スイスチャード、セージ… ほかにも数えきれないほど、いっぱい。
りんごの木もそのひとつ。庭の一番奥まで行くと、左右に植えられたりんごの木々が互いにアーチを描き、まっすぐに続く場所があった。天気の良い日はここで散歩をするのが最高に気持ちよくて、アーチの下をくぐって歩みを進めると、淡いきみどり色や鮮やかな赤色に染まったりんご、枝をついばむ小鳥を近くに見ることができた。そして時折、雲のすきまから日が差すと、地面の上にこもれびが降りそそいで…。
自然が近くにある暮らしは、素晴らしい。
このりんごから作られたアップルジュースも美味しかったなぁ。


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私事ですが、先日30歳を迎えました。メッセージをくださった方々ありがとうございます。
幼い頃の私からすれば30歳なんて遠い未来で、その頃には何でも分かる大人になっているんだろうと思っていました。
ふたを開けてみれば、全くそんなことはなく。まだまだまだまだ人生の道半ば。
楽しく、後悔のないように日々を送れたらと願う今日この頃です。

2017/07/04

「VILLA BUENA」にて作品展示中


京都市左京区の元田中にあるパティスリー「VILLA BUENA(ビジャブエナ)」さんにて、7月3日より作品展示がはじまりました。
店主の吉村さんのご厚意で、今回の運びとなりました!
春の個展「旅の向こうへ」に出した数点を飾っていただいています。今後、ときどき展示替えもさせていただく予定です。(新作描かねば…)



メインの焼き菓子のほかオーダーケーキなども作られているVILLA BUENAさん。
味が美味しいのはもちろんのこと、店内にスペインのお皿や雑貨が飾られていて見ているだけで楽しいです。



※お菓子の写真は、お店からお借りしました。


パティシエ吉村さんが笑顔で対応してくださる、あたたかなお店です。
お近くへ来られた際は、ぜひぜひお立ち寄りください!
どうぞよろしくお願いします。



VILLA BUENA
11:00〜18:00(火曜定休)
京都市左京区田中里ノ内町114-1
TEL 075-702-6868
アクセス:叡山電鉄「元田中」駅、市営バス「叡電元田中」から徒歩2分
facebookページ|https://www.facebook.com/villabuena/
instagram|https://www.instagram.com/villa_buena_kyoto/

2017/06/30

アズレージョにかこまれて


旅のふりかえりシリーズ第2弾。
ポルトガルのリスボンから電車で1時間ほどの街、シントラ。色彩豊かなペーナ宮殿などの世界遺産で知られています。

まずシントラの駅に降り立って目にとまったのは、待合室の壁いっぱいに貼られていたタイル。ポルトガルでは、アズレージョ(ポルトガルで言うタイルのこと)を組み合わせて大きな一つの絵を作り上げているのをよく見ます。あふれる花々や、神話に出てくるような天使たち…ちょっとくすんだような色がまたきれい。
この出窓の向こうには実は駅員さんがいるのですけど、おばあちゃんと天使が話しているような構図にしてみました。

2017/06/20

CRANE BAR


旅のふりかえりシリーズ第1弾。
アイルランド西部の街、ゴールウェイから。

真っ暗な夜の街をぶらぶら歩いて、とあるアイリッシュバーに足を踏み入れた。ここで演奏されているのは、伝統的なアイリッシュ音楽。アコーディオン、バイオリンとで奏でられる軽快な音楽に酔いしれていると、あれ、ギターの人が遅れてやってきた。後ろからマンドリンの人も。奏者は2人でなく4人だったのね。調子どう?という感じで、いたって自由な雰囲気。みな楽譜を見ることもなく、リズムが続いていく。

場があたたまったところで、奏者から「誰か、ここに歌える人はいない?歌ってくれた曲をアレンジして演奏するよ。」との提案があった。ドキドキしながら座っていると、バーカウンターにいる20代の女の子がすっと手を挙げた。『Jug of punch』なら歌えるわと言って、独唱してくれる(※1950年代にアイルランドでリリースされた曲らしい)。大勢の観客が静まりかえる中、かわいらしい声を気持ちよさそうに響かせる。かっこいい。
彼女に続いて、髪を後ろに結いた中年男性も独唱しはじめた。アイルランド民謡なのだろうか、思わず草原と羊たちを連想してしまうような素朴な歌を、同じフレーズを1番から5番くらいまで朗々と歌い上げる。こちらもとっても素敵だ。

彼らの歌をうけて、再び楽器奏者たちが楽しい演奏をはじめたのだけど、なぜだか、この静かな歌の時間の方がより強く印象に残っている。
音楽を聞き、歌うことを、心の底から愛しているんだろうと伝わってきたからかな。
帰り道、他のにぎやかなアイリッシュバーの窓からは、お酒を手にして赤ら顔で合唱する人たちが見えた。これもまた正しい音楽の愛し方。

2017/06/15

ホタルさがし


水音のする方へ近づいて、彼らの姿をさがした。
あれかな?
いやいや、あれは光を受けた葉っぱだよ。

向こうで、ぽつ、ぽつと黄緑色の光が灯った。
「あ!」思わず時間がとまる。
消えてしまうと思ったら再び瞬き、ひらひらと浮遊しはじめた。

なんと儚くて美しいんだろう。
でも、ホタルの季節ももうすぐおしまい。
梅雨が明けたら夏がやってくる。


イラストレーションのコンペに向けて、目下制作中。。
昔描いたものを掘り出してきました。夜の虫。

2017/06/09

ムナーリのお弟子さん


NHKで放送されていた「奇跡のレッスン」をみた。
イタリアからはるばるやってきたブルーノ・ムナーリのお弟子さんだという女性が、日本のお絵かき教室の子どもたちに1週間レッスンするというもの。
この方が、とにかく可愛くて魅力的で!歩いている途中に、花の香りにつられて足をとめてみたり、あの木の枝は建物と会話しているみたいねぇとうっとりしたり、全然目的地にたどりつけない。笑
でも、言葉の壁をもろともせずに、子供たちと一緒につくり、ともに発見していく様子は素晴らしかった。子どもたちの目が、日を追うごとにキラキラしていくのがよく分かって。「気づき」を与えて、うまく導いてあげられるパワーを持ってた。

数年前、ムナーリの展覧会に足を運んだはずなのに、絵本などの成果物にしか目を留めていなかったなと反省…。どんな考えを持っていたんだろうと関心持ったので、これから著作を読んでみるつもり。

写真は、本文と全く関係ないけど、イギリスのケンブリッジにあったファーマーズストア。
形はふぞろいでも美味しそうな野菜や果物がたくさん並んでいたな。 

2017/05/30

中世スペインの街で


スペイン、マドリードの南東に位置する小さな街、チンチョン。
なんだかヘンテコな街名だなぁという第一印象でしたが(失礼)、スペインらしい街並みの残る、静かな良い街です。ニンニクの名産地で、夏に開催される闘牛でも有名。
訪れた日はちょうど雨が降っていて、どんよりとした雲に街が覆われていました。人の往来も少なく、まるで中世の世界に入り込んだような気分になったものです。
シーズンに間に合わず、スペイン旅中に闘牛観戦できなかったのが一つ心残りだったのだけど、ここチンチョンの中心にあるマヨール広場で闘牛場となる砂の上に立っていると、なんとなく、心わきたつような空気を感じられる気がしました。
スペイン人の魂ともいわれる闘牛、いつか体験できるかな。

2017/05/24

はちみつ色


京都へ来てから、アラビア圏出身の家族と知り合いになった。
その奥さんとの、瞳の色についての会話から。

彼女の瞳は、グリーンにオレンジが混じったような不思議な色をしている。
そして、生まれてまもない赤ちゃんの瞳は青色。吸い込まれそうなくらい綺麗なブルー。
親子で色が異なるなんて面白いなぁーと思っていたら、このブルーは、一歳を超えると自然と消えてしまうとのこと。
赤ちゃんの瞳だけに宿る、特別な色…!
彼には私たちと違う景色が見えてるのかもしれないな、なんて想像をめぐらせてしまった。

母である彼女の瞳の色は、故郷で「はちみつ色」と呼ばれているらしい。素敵だな。
一年後、彼の瞳はどんな色に成長するだろう?

2017/05/19

ひとすじの道


散歩をしようと、京都御所へ。
ひろーい敷地の中をのぞくと、あちらこちらに自転車を走らせている人が見える。いちおう京都の中心と言える場所なのに良いのかなぁと思いつつ、その様子を見て、降りるつもりだった自転車に座りなおして、ゆっくりペダルをこぎすすめてみた。
ゴリゴリ、がりがり、ジャリジャリ…。
砂利が敷かれているから、走りにくいったらない。
京都の人はタフなのだなぁと思っていると、ふと足元にある、まっすぐなひとすじの線に気付いた。うまく砂利を避けて、川の流れのように続いている。
そうか、この流れにのってみんな自転車を走らせていたのね。
学生からおじいさんまで、近所の人たちの近道コースになっているらしい。
帰り道、ペダルをこぐ私はきっと嬉しそうな顔をしていた。

2017/05/12

ペパーミント


知り合いの庭に咲いたというペパーミントを、少しばかり分けていただいた。
葉に触れると、スーッとさわやかな香りが広がる。あー、良い香り。
部屋を彩るのにぴったりだと思って花瓶に飾っていたら、みるみるうちに根が生えてきて驚いた。ものすごい生命力!どれほど大きくなるのか、しばらくは成長を見守ってみる。
たくさん葉が出てきたら、あわよくばミントティーでも作りたいな、なんて。

2017/05/09

新しい緑


新緑の輝くすばらしい季節ですね。
初夏ではないけれど、こちらはアイルランドの森を描いたもの。何にさえぎられることもなく、いきいきと枝葉をのばす様子は見ていて気持ちの良いものでした。

先日鴨川沿いで自転車を走らせていたら、目の端で流れる景色に足をとめてしまった時がありました。美しい新緑の向こうに連なる山々のグラデーション、青空に浮かぶ白い雲…。完璧すぎる景色に思わず、ほぅ、とためいきが出てしまいました。隙がなくて、絵にしてもつまらなそうなくらい。
それにしても、京都はただでさえ絵になる場所なので、どんな風に切り取るか難しい。まずは歩いてスケッチしてみて、いろんな顔を見つけたいなーというところ。

ポートフォリオサイトのGalleryページを更新しました。
個展「旅の向こうへ」で展示した作品を中心に載せています。ぜひご覧いただけると嬉しいです。

2017/05/01

個展「旅の向こうへ」を終えて


個展「旅の向こうへ」、東京展、京都展ともに終了いたしました。
お越しくださったみなさま、誠にありがとうございました!

「旅」をテーマにつくりあげた今回の個展。
絵は見る人によって感想が異なるのは当たり前のことですが、「旅」については特に、みなさんそれぞれに大切な思い出をお持ちだということが良く分かった二週間でした。ご来場の方とお話するのがとても楽しかったです。私と同じ土地を訪れた方もいれば、かつて訪れた風景に作品を重ね合わせる方も。みなさんの心の中にある「旅」の琴線にそっとふれて、作品に共感していただけたことを何より嬉しく思いました。
ありがたいことに、展示作品の大半は気に入ってくださった方の元に旅立つこととなりました。嬉しいような寂しいような気持ちでいますが…、これから長い間飾っていただけたら感無量です。
お買い上げくださったみなさん、ただいま発送準備をしておりますのでしばしお待ちくださいね。


写真とともに、会場の様子をふりかえります。


東京会場のタンバリンギャラリーは、ゆったりと落ち着いた空間。作品にぐるりと囲まれる会場構成で、奥のテーブルではご来場の方とたっぷりお話することができました。





京都会場の恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェールでは、雑貨コーナーと隣接していることもあり、入れ代わり立ち代わりでたくさんの方にご覧いただくことができました。横の本屋からふらりと立ち寄られる方も。






昨年の今頃にはカゲもカタチもなかった個展。こうして無事に終えることができたのは、家族や友人たちのおかげと心から感謝しています。本当に本当にどうもありがとう。

今後は拠点を京都に移し、活動をつづけていきます。
まずは環境に慣れながら、お仕事を増やしていけたらという気持ちです。
今回のような形で、みなさまに作品を見ていただく場もつくる予定です。同じく旅テーマかもしれないし、まったく別の内容になるかもしれません。どうぞお楽しみに。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!



#追記
恵文社一乗寺店にて、ポストカードセットを販売中です。
展示に引き続き、お取り扱いいただいております。
数量限定ですので、見かけたらぜひお手にとってご覧ください。

2017/04/19

「旅の向こうへ」京都展 スタート


4月18日より、恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェールにて個展「旅の向こうへ」がはじまりました。
搬入日が雨で心配したのですが、会期中はお天気も良さそうでホッとしています。

ドキドキして迎えた初日、多くの方にお越しいただけて嬉しい時間でした。
言わずと知れた恵文社さんですので、ふらりと立ち寄られる方がほとんどでしたが、ご近所の方や遠方の方まで、いろんな方とお話することができて楽しかったです。
また、ギャラリーの隣が雑貨コーナーとなっているので、時々ウィンドウショッピングをしてみたり…。お越しの方には、展示だけでなく店内で楽しい時間を過ごしていただけると思います。

京都入りしたものの、おすすめスポットなど分からずお伝えできなくて申し訳ないのですが、お店周辺には色々面白そうな場所がありそうです。
恵文社のホームページ「お店探訪」で近辺のお店紹介をされているので、よろしかったら参考にされてみてください。

みなさまのお越しをお待ちしております!



2017/04/10

個展「旅の向こうへ」東京展 終了


初個展「旅の向こうへ」、東京展を無事に終えることができました。
お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました!!
会期後半は雨模様だったのですが、足元の悪い中で足を運んでくださった方もいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
会いたい人に会えて、新しい出会いもあって、友人同士がつながるミラクルもあって。
常時幸せな、楽しい時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました。

旅をテーマにした、今回の展示。
ヨーロッパ4カ国へ行って、私が実際に見たり感じたりしたその場の空気感を伝えたくて、さまざまな試行錯誤をしました。
描くにあたっての画材だったり、ストーリーを伝えるための言葉選びだったり。
情報量が多すぎるかと心配もありましたが、みなさんじっくりとご覧になって、時には質問を投げかけてくれたりもしました。話すうちに「あ、そうかも」と初めて気づかされることもあって。自問自答だけでなく、こうして見ていただいて意見をもらえるのは、とても貴重な体験でした。

会場となったタンバリンギャラリーは、すっきりした真っ白な空間なのに安心する感じがあり、前から好きな場所でした。訪れるたびに、ここで展示できたら良いなぁと漠然と考えていたので、今回それを実現することができて嬉しく思います。
タンバリンギャラリーの二宮さんが、素敵なブログ記事を書いてくださったので、もしお時間あれば読んでみてください。
→ TAMBOURIN DIARY from ninomiya

個展「旅の向こうへ」は、まだ続きます!!
次は、京都・恵文社へと巡回します。
空間に合わせて展示の仕方もすこし変わる予定です。
道沿いにあるタンバリンギャラリーとはまた異なり、本や雑貨の横で飾らせていただくとどんな風になるのか、私も今からワクワクです。
時間は未定ですが、毎日在廊します。

京都の桜には会えるかな、どうかな。
関西圏のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします!

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「旅の向こうへ」 京都展

日時:4月18日(火)~4月24日(月)
   10:00〜21:00 ※最終日は18:00まで

場所:恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール
   京都市左京区一乗寺払殿町10
   /叡山電鉄「一乗寺駅」より徒歩3分

2017/04/03

タンバリンギャラリーへの旅〈外苑前編〉

東京展の搬入を無事終えました。
個展「旅の向こうへ」は4月4日(火)よりはじまります。

会場のタンバリンギャラリーさんはちょうどいくつかの駅の中間で、駅から少し歩く場所にあります。初めてお越しの方に向けて、迷うことなく足を運んでもらえるよう、道案内をさせていただこうと思います!
東京メトロ銀座線「外苑前駅」からの行き方です。
いろんな道がある中でも、一番シンプルでわかりやすい道をご紹介します。
所要時間は個人差もありますが8分〜11分くらいです。


外苑前駅は、東京メトロ銀座線で渋谷から2駅目。
まず電車を降りたら、イチョウ並木の方面ではなく、神宮球場球場の出口へ向かいます。


「出口3」の階段をのぼったら、正面の横断歩道を渡ります。


しばらく歩くと、かつてベルコモンズのあった工事中の空間が見えてきました。


この工事中の白壁を通り過ぎるとある「外苑西通り(通称:キラー通り)」、ここで右に曲がります。これを間違えなければ大丈夫!あとはまっすぐ進むのみです。




またしばらく歩くと左手に、ワタリウム美術館(写真上↑)が見えてきました。いまは坂本龍一さんの「設置音楽展」をやっているようです。ここで道のりの半分くらい。

また少し先へ行くと、左手におしゃれなアパートが。なんだかバルセロナを思い出します。
あと一息。
ゆるやかな坂をくだると…


見えてきました!
白い建物。


タンバリンギャラリーへ到着です。


外苑前近くにはいろんなショップやギャラリーがあるので、春のお散歩をされるのもおすすめです。
ほか、JR中央線の千駄ヶ谷駅、都営大江戸線の国立競技場駅ともアクセスが良いので、時間がとれたらこちらも紹介したいと思います。

この記事が少しでもお役に立ちましたら幸いです。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております!